こんにちは、こんばんは、テンパパです。少し痩せました(誰得情報)。
テンパパ家は新築モデルハウスを購入し、住みだしてから今年の10月で丸3年が経ちます。
今回の記事では、新築モデルハウスを購入し、3年間住んでみて気付いたことや感じたこと、これから購入を検討している方に気を付けておいてほしい点を書いていきます。
対象となる読者さん ◎新築モデルハウスの購入を検討している方 ◎中古住宅のモデルハウスを購入検討している方
目次
1.モデルハウスを購入し住んでみた感想
1-1.メリット
・外観・内装がオシャレ
まずはこれに尽きるのではないのでしょうか。
展示会用として、お客さんに見栄えが良いように作られています。
外観はもちろん、内装の配色や使用している木材、天井の高さ、細かく言えば梁の見え方にまで力を入れている場合もあるので、各住宅会社がどこに力を入れているのかがよく分かります。
テンパパ宅は「ママ楽の家」というテーマで、炊事場~リビング、洗濯場~サンルーム等家事動線が短く家事時短に繋がる作りと、収納の多さを売りにしている業者でした。
・内見ができるので、安心して購入できる
すでに出来上がっている家を見させてもらえるので、自分が住んでみた時のことを予想できます。
「この間取りなら、家事がしやすいな」
「ここに電気のスイッチがあった方が良かったな」
「収納がこれだけあるならあれもこれもしまえるな」
など、ある程度前もって予想をすることで、実際に住んだ時に新たな不満が生じにくくストレスの予防ができます。
・家具や家電の設置場所を想定しやすい
今の家で使用しているテーブルや椅子の家具、冷蔵庫や電子レンジ等の家電の設置場所が把握しやすいのもメリットです。
新たに家具や家電を購入する場合も、内見した時に設置予定箇所の長さや高さを測らせてもらえるので、大きさで失敗することはほとんどありません。
例えばカーテンを購入する場合は引っ越し後すぐに欲しい物ですが、長さや色の失敗をしやすい家具でもあります。
前もって採寸ができ、内装の配色や雰囲気がわかっていることで購入してから失敗した!というリスクヘッジが出来ます。
また、内見の際に各箇所の写真を撮って帰ることで、より前もっての準備がしやすくなりますね。
テンパパ家では、2階建ての家になることを見越し、重たいコード式掃除機から、前もって【makita】ハンディ掃除機を新調しました。
掃除が大変になるだろうことと、掃除機の充電スタンドを置く場所、部屋に合うカラーが予測出来たからです。
特に小掃除にはもってこいで「よし、掃除するか」といういちいち覚悟をしなくても、さらっと掃除できるのが良いところです。
・モデルハウス展示会で設置していた家具が貰える
住宅展示会では大勢のお客さんに見てもらい、なるべく早く契約を取りたいのが住宅会社の思いです。
そのため、少しでも見栄えを良くするために設置するテーブルや椅子、ソファやカーテン等、インテリアを考えた良いものを準備する傾向にあります。
住宅会社にもよりますが、交渉次第で住宅購入を条件としてそれらをそのまま貰える余地は十分にあります。
実際テンパパも住宅会社と交渉の末、1階、2階各部屋のカーテンを無料でオーダーカーテンにしてもらい、リビングのテーブル、椅子、和室のテーブルをそのまま貰うことに成功しました。
・値段交渉がしやすい
新築モデルハウスは元々の値段が少し高い分、モデルハウスとして使用されたことを材料にすれば値下げがしやすい傾向にあります。
買い手が見つからず、モデルハウスとして設置しておく期間が長くなると、住宅会社が徐々に値下げをするようになるので、そのタイミングで購入を検討してみるのも良いかと思います。
・夫婦の言い争いがなくなる
注文住宅だと往々にしてある夫婦のこだわりの違いによる言い争いや喧嘩がないことは大きなメリットかと思います。
こだわりを増やしすぎると、当初の予算を大幅にオーバーしてしまい、どこを削るのか、お互いがどこを妥協するのかという嫌な話し合いも必要となります。
モデルハウスはすでに出来上がっている物を購入するので、これから購入する家具等についての話し合いはしても、間取りや配色などで話し合う必要はありません。
1-2.デメリット
・新築モデルハウスならではの作りのため値段が高い
モデルハウスとして、お客さんに見せる作りになっているので元々の値段は高めに設定してあります。
注文住宅だと無駄を省き、やろうと思えば最低限の価格に抑えられる事が出来ますが、モデルハウスは各住宅会社の打ち出している強みを盛り込んだ作りとなっています。
もし自身が土地を持っていたとしても、住宅会社の所有している土地にモデルハウスは建つので、そういった自由が効かない点もデメリットとなります。
・モデルハウス期間中に修繕箇所が出来てしまう可能性がある
モデルハウスとしてお客さんが来ているうちに、床や壁、階段等に傷が出来てしまっている可能性があります。
こういった傷は、購入後も住宅会社に相談をすれば無償で修繕してくれる事がほとんどですが、あまり気持ちの良いものではないですね。
傷に気付かずに時間が経過してしまうこともありますので、一度住宅購入後に点検をしてみても良いと思います。
・住宅瑕疵担保責任保険の期間が過ぎるケースがある
住宅を建ててから1年が経つと、住宅瑕疵担保責任保険へ加入が出来なくなります。
この保険に入れないと、住宅を購入した後に見つかった欠陥に対し、保険での補修が出来なくなります。
モデルハウス購入前には、建ってからの期間を住宅会社にあらかじめ確認しておくことをオススメします。
・こだわりがある人にとっては不満が出やすい
「こんな書斎がほしい」
「壁紙はこの色で床はこの木が良い」
など、こだわりが強い方にはモデルハウスは非常にオススメ出来ません。
ただ、間取りや雰囲気を体感する意味では、モデルハウスの見学はしておいて損はないと思います。
1-3.テンパパ家のオススメスペース
テンパパ家で夫婦2人が一番気に入っている所は【アイランドキッチン】です。
従来のキッチンはリビングの端にありますが、アイランドキッチンは調理スペースやシンクなどが島のように独立しているタイプのため、対面型キッチンとなります。左右どちらからも行き来でき、解放感があります。
何よりも、息子が今どこで何をしているのかが把握しやすく、声かけがしやすいのも気に入っているポイントです。
以前のアパート住まいの時はあまり家事をしなかったテンパパですが、新居に越してきてからは、炊事事が楽しくなり、皿洗いや土日は簡単なものですが調理をしたり等、家事バランスが取れるようになり夫婦の関係性の改善にもつながりました。
共働き世帯の家事分担については過去に記事を書いていますので、興味のある方は下記のリンクから読んでみてくださいね。
《共働き世帯必見》仕事をしながら家事・育児の分担はどうしている?夫婦で話し合うべき4つのポイント!
1-4.住宅会社選びは慎重に
モデルハウスに住みだしてから、定期的に家具や換気扇の点検があります。
住宅会社によっては購入後のアフターフォローがおろそかになることもあるので、購入前から住宅会社に確認をしておいた方が良いです。
その住宅会社はお客さんを大切にしているか、利益だけに走っていないが、ネットで口コミや情報が記載されていると思うので、事前にチェックをしておきましょう。
2.まとめ
「こんな家が良くてこういうこだわりを詰め込みたい」
という希望がある場合は注文住宅一択で良いかと思いますが、モデルハウスを見ていく中で気に入った物件があり、そこまでこだわりが強くないのであれば、モデルハウスは十分にオススメできます。
1つ、購入前に気を付けて貰いたいことは、ハザードマップを確認すること!
近年は毎年のように風水害が各地を襲っています。これから自分が住む場所は大丈夫なのか、川が氾濫したときに水害はないか、土砂崩れの心配はないか、地盤は安定しているか、等あらかじめ調べておくことも重要です。
【この家に今後住み続ける】という視点で住宅選び、土地選びをすると、購入後のリスクを少しでも減らしていけると考えます。
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